丸蓮華の座 加工!
お墓の形には和型・洋型・デザイン型とか色々ありますが、和型の中でも石工の技量を発揮するヤクモノ加工があります。
その中でも、寸法割の知識や加工の技術を必要とする大名墓の部材を造るのが石工の醍醐味でございます。
今回、石屋仲間からの依頼で丸蓮華の座を加工致しました。
ここ最近、殆どの石屋さんは中国に丸投げ、寸法割もわからないまま商社にお任せ、天草型の形もあったもんじゃありません。けっこう変な形の蓮華や笠が建立されているのが現実です。
こんなお墓の注文も時代の流れで減りつつあります、中国の製品も円安と値上がりでいつまで続くのか…
私たちが伝承していかなければいけませんね!
久々でしたが、加工しながら楽しかったです。
石屋仲間が怪我でしばらく仕事出来ないので、3軒の石屋で手分けして造り上げました!
1段12枚葉の3段 36枚の花びらを造ります。
手切り工程終了!
磨きは元請石屋のお母さんが磨かれます。
3月16日 建立って言ってたから、今頃建込やってるころですね。
建込も近所の仲間石屋の協力でやってます。